僕と先生の個人授業

美咲先生キャラ抜きゲー。同棲生活ではじまるいちゃラブ展開。先生を好きになるかどうかで評価が変わってくるでしょう。

木戸裕介（きど ゆうすけ）は悩んでいた。

どんな進路にでも進めるように、勉強を頑張ってきた。
資金の足しにもできるように、バイトをして貯金もした。
でも、肝心の「将来は何をしたいか」が分からない。
そしてその悩みを、誰にも相談できなくて……

ある日、そんな彼が暮らす学生寮に先生がやってきた。

「今日からここに住むことになったの。
先生と教え子だけど、仲良くしてくれるとうれしい」

突然同居することになった、年上の先生、月森美咲（つきもり みさき）
祐介は何気なく美咲に訊いてみる。
将来の目標は、どうやって見つければいいのか――と。

「見識を広めればいいの。
学生らしく、たくさん遊んで、いろいろ経験して」

遊んで、経験して――と言われても、
どうすればいいのか分からない。
祐介はこれまで、そんな気にもならなかったのだから。

「それなら……私が、協力する？」

先生と教え子が、同じ屋根の下で過ごす日々。
今までの人生では考えられなかった時間が、
毎日を少しずつ変えてゆく――

・教師と生徒の同棲生活を描いたいちゃラブ系抜きゲー
・ヒロインの魅力に胸が打たれるキャラ抜きゲーともいえる。
・低価格で手に取りやすさもウリ
・美麗なタッチも見どころの１つ

あざらしそふとさんなだけあってタッチと塗りは一級品である。
ヒロインは1名だけであるが女教師像を捉えた黒髪美人は万人受けするのではないだろうか。

なし

うーん、抜きゲー仕様。
生徒と教師っていう背徳感とかそういうのを求める方にとっては地雷になるであろう構成。
教師っていう素材を活かしきれていない内容は単純な値段相応のボリューム不足からくるのではないだろうか。
やはり初期は「そんな関係をもってはいけない」という倫理観を働かしてほしいところではあるが、
エロシーンへはやく移りたいがためにすんなりOKとなってしまうのは正直ナンセンス。
途中のシリアスモードではそういった面に触れるけど、それを初期に考えておくべき問題な気がしてならない。

年上女性とのいちゃラブ展開を楽しむのが本作の正しい楽しみ方。
年上だけど甘々なヒロインと「愛」のあるＨに勤しむ明解設計。

ヒロインが魅力的である故に好きになれるかどうかが一番のポイントだったりする。
どこでその判断をするかといえば、体験版が一番てっとり早いんじゃないかなー。
ビジュアルが好きってだけでも判断材料にはなってくるかと。
シナリオ面が抜きゲー仕様であるのは致し方ないとして低価格で手軽に楽しむスタンスをもってプレイすれば
値段に見合ったエロは手に入れられるかな。ラブいちゃものであるのでそちらの趣向をもった年上スキーにはおすすめしても良いエロゲーではないだろうか。
逆に教師と生徒の背徳感を味わうという目的でのプレイはＮＧなのでご了承を。