【殿堂入り】年別おすすめエロゲー・抜きゲー作品【永久保存版】

エロゲー歴20年の集大成を如何なく発揮し、あなたに懐かしさと感動をお届けします。個人的に抜きゲーを専門としており、シナリオ重視のエロゲーはお座成りになりがちな管理人のため、本ページでは「抜きゲー」をメインとして取り扱っております、ご了承ください。話題度、バランス性、そして実用性を加味した「使えるエロゲー」を紹介していますので、是非ご参考に！

【2008年】超昂閃忍ハルカ

2008年を振り返ると思い出すのは秋葉原通り魔事件。歩行者天国がこれにより無くなりましたね。僕自身は地方在住のため、東京に行ったらとりあえず秋葉原に行くという田舎者丸出しスタイルを貫いていましたが、歩行者天国ってなぜかすごい「ワクワク感」があったのを思い出します。そんな2008年を代表するエロゲーを1つ挙げるとするならばALICESOFTさんから発売された「超昂閃忍ハルカ」ではないでしょうか。

エロゲーっていうのは本来「ゲーム」であるという事を思い出させてくれた1本。シナリオ重視？抜きゲー？違うだろ。エロゲーはエロゲーなんだ。ストーリー良し。ゲーム性良し。そして抜き良しの3拍子が揃ったまさに名作と呼べるエロゲーでした。忍者をモチーフにした変身ヒロイン育成アドベンチャー。として数多くのエロゲーマーが手にとり、抜いたことでしょう。今でも十分に楽しめる時点で、名作は時代を超えて愛されるのだなっと改めて思いましたね。

各キャラに複数ルートあり、やり込み要素満載。ヒロイン育成ゲームとしては１つの完成系ともいえる仕上がり。

原画は「おにぎりくん」が担当。今でも十分に実用性度のある絵タッチは本当に素晴らしい。シチュエーションは「ラブいちゃ」と「ハード」の2面性あり。

ちなみにですが、ハード系シチュエーションが苦手という人はスキップ機能がついています。どこまでもユーザー目線…本当に素晴らしい。気軽にサクっと使える抜きゲーも嫌いではないですが、こういった遊びながら時折右手をマウスからムスコに持ち替えて「本当の意味での大人の遊び」ができる「超昂閃忍ハルカ」は間違いなく2008年を代表するBEST1エロゲーといって良いでしょう。

【2009年】巨乳ファンタジー

この年の出来事で一番衝撃的だったのは政権交代ではないでしょうか。
自民党からの脱却。交代した時、みんなが「これから日本は絶対によくなる！」なんていう期待感に胸を膨らませていたのではないでしょうか。
（まぁ…、蓋を開けてみたら…おっと、誰かきたようだ。）

そんな胸を膨らませた年に発売されたのがWaffleさんの「巨乳ファンタジー」。タイトル通り、巨乳好きも巨乳好きによる巨乳好きのためのファンタジーエロゲーです。ただ巨乳に特化した抜きゲーというだけではなく、主人公のサクセスストーリーも評価を上げた一因といえるでしょう。なんだかこうやって振り返ると、その時代の心理描写がエロゲーに反映されているようで面白いですね。

とにもかくにも「おっぱい」に執着した描写。ヒロイン全員巨乳っていうのは気持ちよい程に「抜きゲー」を意識した作りになっています。ただ「巨乳特化型抜きゲー」という括りで片づけるのはもったいない！と言われるほど、実はストーリー性も高評価を付ける人が多い作品でもあります。落ちこぼれ主人公のサクセスストーリー。現代社会で嫌な事が多かった分、ゲームの世界で無双していく主人公に自身を投影させ「身体」と「心」を気持ちよくさせてくれた名作ともいえます。

タイトルに偽りなし！といったところでしょう。巨乳を超える「超乳」もいるのはご愛嬌といったところでしょうかｗ
おっぱいを駆使したシチュエーションが満載となっており、「揉む」「吸う」「かぶりつく」「パイズリ」「射乳」とマニアックな描写まで完備されています。

ルートは複数ありますが、基本はハッピーエンドです。落ちこぼれ新米騎士の唯一の特性「女性を発情させるなどの便利な手」を使ったエリート街道への道を描いた物語。各ヒロインエンドと夢のハーレムエンドがあり、成功と性交体験を同時に味わう事ができます。

本作を皮切りに巨乳ファンタジーはビッグタイトルとして「シリーズ化」していきます。
本作が無印として大成功していなければ起こりえなかった事象ともいえますね。ちなみに巨乳シリーズのエロゲ一覧はこちらからどうぞ。時系列やif系もあってごちゃごちゃしがちですが、基本は「巨乳好きの巨乳好きによる巨乳好きのためのエロゲー」というスタンスは崩れていない為、正直ナンバリングに関してはどこからプレイしても良きです。ifや外伝はナンバリング作品プレイ後が推奨ですね。

【2010年】最終痴漢電車3

シングル年間ランキング、AKB48＆嵐がTOP10を独占していた年。音楽好きにとってはまさに悪夢のような年だったかもしれません。もはや音楽は付属品、握手券が主製品だった気がします。さてそんな年に発売されたエロゲー（抜きゲー）ですが、うーん…正直個人的には不作年だったなぁっという見解です。もちろん良作、優秀作は数本あるんですが、次世代に受け継ぎたい！という程のエロゲーには巡り合えなかったなっという。候補としてはアトリエかぐやの「霧谷伯爵家の六姉妹」、softhouse-seal GRANDEEから発売された「ぜったい遵守☆強制子作り許可証!!」、それとCLOCKUPの「えろげー！〜Hもゲームも開発三昧〜」などがあがってきますが、そんな2010年のエロゲーで殿堂入りさせるとしたら…やはりアトリエかぐやの「最終痴漢電車3」で決まりではないでしょうか。

「３」ということでシリーズ化されたタイトルですね。正直無印をご紹介するのがベストなんでしょうが、やはり「３」は他のナンバリングに比べ優秀であるが故にPICKUPしての選出となりました。もう大前提のことを言うんですけど、「痴漢は犯罪」ですからねｗ良識ある大人が楽しむものがエロゲーざんす。現実世界では絶対しないように！

堕ちゲーと言われるジャンルではありますが、悲観的な堕ち方はしないのが特徴。どちらかといえば「LOVE」に近い堕ち方はする点は「痴漢でwinwinの関係」を築き上げているように見えます。「明るい痴漢」なんていうものはこの世の中には存在しませんが、それは「エロゲー」だから成せる醍醐味でしょう。

ゲーム的にはコマンド選択式のためさほど難しくはなく攻略ヒロイン1名を決めてプレイすれば攻略可能でしょう。ただコンプを目指すとなるとそれなりのやり込み要素が発生し遊べるエロゲーとして満足できます。ただ痴漢して抜こうという単純な抜きゲーではなくゲーム性をしっかり取り入れることでエロとゲームのバランスが取れた内容に仕上がっています。

一度の痴漢では堕ちずに何度かまさぐって堕ちていく段階モノ。各ヒロインが持つ隠れた弱点を見つけた時の感動ｗ周回プレイも可能でコンプにはそれなりの時間を要することになるでしょう。痴漢という犯罪行為を１つの「技術」として考え、創られたまさに2次元だから楽しめるコンテンツ。当時多くのエロゲーマーが絶賛した抜きゲーは今でも十分通用する名作に仕上がっています。ちなみにナンバリングは本作で終わりましたが、その後はブランド名、タイトルをアストロノーツの「極限痴漢特異点」に変え引き継がれています。

【2011年】euphoria　＆　美少女万華鏡-呪われし伝説の少女-

忘れたいけど、語り継がないといけない事が起った年ですね。防災に対して全国民が再意識したともいえます。
個人的に抜きゲーが豊作だった年です。1位を決めることができず2作品ノミネートさせてもらいました。
惜しくもノミネートされなかった作品の中には有名な「ボクの彼女はガテン系/彼女がした事、僕がされた事/巨乳妻完全捕獲計画/ボクの妻がアイツに寝取られました。」という作品があります。当時はサンプルCG一切なし。蓋をあけてからのお楽しみ！！といったパッケージの売られ方がされており、多くの寝取られファンがこぞってプレイしていました。中にはあまりにも没頭しすぎて会社に行くことができなくなったという人も…。「鬱勃起」という言葉がまさにふさわしい至高のNTRゲーとして話題にあがりましたねｗ万が一プレイしていない方は、是非「攻略情報・事前情報なし」でプレイしてみてください。心がえぐり取られますよｗあとはド直球な抜きゲー「へんし〜ん！！！ 〜パンツになってクンクンペロペロ〜」も多くの抜きゲーマーを楽しませてくれました。
さて、そんな2011年の1つ目の名作は、エロゲー業界に旋風を巻き起こした「euphoria」です。

「抜きゲーの皮をかぶった純愛ゲー」ではあるものの、内容のグロテスクさは18禁でなければ絶対に再現できないハードコアなエロゲーです。
普段抜きゲーをプレイしない方（シナリオゲー専門）も勇気を出して手に取ったという人も多いのではないでしょうか。まさかの展開に驚きと感動を覚えた衝撃作ともいえますね。ただ本当にグロが織り交じった描写が多く、正直素人さんにはおすすめできません。グロ描写OFF機能もあるんで未プレイの方でグロ耐性０な方はどうぞ。

密室で行われる脱出ゲームがテーマ。鍵を開ける為には「条件」をクリアーしなければいけません。その条件がえげつない事この上なし。結末を決めるのは「主人公である貴方」次第。内容はまさにハードコア。サンプルイメージ以上のグロありますのでご容赦ください。

衝撃のグロテスク作品！！！ってだけで2011年の名作と成りうるのでしょうか？…実は背景に隠されたもう１つの「真実の物語」があります。未プレイの方は是非「ネタバレ」を見ずにプレイしてほしい一本です。なぜeuphoriaがここまで話題となり、賞賛を浴びたか、あなた自身の目で体験してください。

2011年発売ということもありDL版は当時では考えられないほど低価格で入手することができます。18禁であるということを逆手にとった「エロゲーだからできたシナリオ」というべきでしょうか。心に残ることは間違いないですが、本当に「グロ」や「ハード」が苦手な方は無理をせずに…。

euphoriaがエロゲー界のハードコアを代表する作品として名を挙げましたが、この年、もう１つ新たな伝説の幕開けをしたエロゲー作品があります。それが「美少女万華鏡」です。そう、美少女万華鏡の第一章が発売された年なのです。

この「呪われし伝説の少女」を皮切りに全6作品の美少女万華鏡シリーズが世に放たれました。なにより当時は「低価格」「美麗」「実用性度抜群」「ストーリー良し」という４拍子が揃った、まさに空前絶後なエロゲーとして話題になりました。すべてのシリーズは冒頭でのみ繋がりを見せはするものの本編は単話として楽しめる為、1作品のみでも十分に楽しめるのも魅力的です。ですが、物語の終幕となる「理と迷宮の少女」は是非すべての作品をプレイした後で手を付けましょう。

八宝備仁作画というだけで「お！」となる人も多いのではないでしょうか。他を寄せ付けない繊細なタッチで描かれるヒロイン。そして世界観を如実に再現する背景はまさに「美麗」という一言に尽きます。2011年発売の「呪われし伝説の少女」は今見てもやはり「美麗」だと思わせてくれますね。

実用性についても申し分がなかった、というのも大きいです。アニメーション効果を採用しており動きのあるシチュエーションを再現。このアニメーションに関しては章を増すごとにかなりの高性能を魅せつけてくれます（最終章なんぞ動きがハンパないって）。そしてオカルティックなシナリオ構成は抜きゲーらしからぬ「読ませる物語」としてプレイヤーを楽しませてくれました。そしてそして、なによりすごいのは、そんな作品が「低価格」で発売されたということです。手に取りやすい価格帯で多くのエロゲーマーに美少女万華鏡シリーズを楽しんでもらいたい！…そんなブランド側の想いがヒシヒシと伝わってきます。

2011年以降に発売された他の章も優秀作ばかりでノミネートさせたいところではありますが、それだと味気がないなっという観点から本作「美少女万華鏡-呪われし伝説の少女-」が発売された年を「美少女万華鏡シリーズ」全体の評価とさせていただきます。最終章も発売され、シリーズとしては完結されましたが、時代を超えて愛される作品であると自信をもっておすすめできるエロゲーです。

【2012年】VenusBlood -FRONTIER-

この年は932年ぶりの大規模な「金環日食」の年でした。
みなさん見ました？自分は見たような見なかったような…忘れたｗ
東京スカイツリーもこの年オープンしたんですよね。

エロゲー界はというと、優秀作品は何点かある感じで、どれも同程度な位置づけ、と言ったところです。良い意味でいえばどれも優秀なのですが、悪い意味でいえば「これぞ時代を超えて受け継がれる名作」といったものは出ていない印象。そんな中でもTHE抜きゲーとして大変お世話になったのは「てにおはっ！ 〜女の子だってホントはえっちだよ？〜」ですね。怒涛のエロシーンはムスコを十二分に満足させてくれる代物でした。あとはゲーム性などを考慮してみれば「デモニオン〜魔王の地下要塞〜」も良いエロゲーでしたね。
高難易度での周回は正直断念してしまいましたが、やりがいのあるゲーム性と使えるエロシチュはバランスのとれた良いエロゲーといえるでしょう。

そんな2012年を代表するエロゲーを１つ挙げるとすれば「VenusBlood -FRONTIER-」ではないでしょうか。

VenusBlood -FRONTIER-も「VenusBlood」の１つ。悪堕ちゲー、触手ゲーと呼ばれる「コア」な層に受けたジャンルですけど、そのやり込み要素は相当なもので、ハマれば「すごい遊べる」というゲーム性は話題になりましたね。

VenusBloodはシリーズ毎にゲーム性が異なるため攻略サイトなどを見て回るのがベストなエロゲーともいえます。やり込み要素が半端ないため、やり込むと決めたのであれば相当の時間を要することは覚悟しておいてください。シリーズそれぞれに「コンセプト」はありますが、ファンタジーで触手・悪堕ち・ボテ腹などといった特殊性癖に突き刺さるようなシチュが特徴的ともいえます。

本作は「悪堕ち」シチュが大変素晴らしい。ロウルート、カオスルートなど選択によって結末が変わってきます。
もちろん大正義触手もあり。SLG面は正直項目が多くとっつきにくさはあるものの、プレイしていくうちに認識できていくはず。

シリーズはかなりの数があり、正直どれを手に取ればよいか分からない人も多いと思いますが、すべてが繋がっているわけではないので、
気になる趣向で選ぶのも良し、遊びやすさ、面白さで選ぶも人それぞれといったところでしょう。
VenusBlood -FRONTIER-ははじめての人にもおすすめできるシナリオ構成とゲーム性、実用性なのでFRONTIERからはじめるのもアリです。
それかVenusBlood -HYPNO-のゲーム性も高評価が多いですね。長く愛されるシリーズでこれまでも、これからも続いていくシリーズとして期待していきたいですね。
ちなみにVenusBlood -FRONTIER-は2019年に「VenusBlood FRONTIER International」としてゲームバランス調整・多言語対応版が発売されています。

【2013年】聖娼女 ～性奴育成学園～

ゆるキャラがブームになった年です。くまもん、ふなっしー。なんだかそう言われると懐かしい感じがしますね。ドラマでは「やられたらやり返す！！倍返しだ！」がすごいブームを起こしました。僕もニワカで見ちゃいました。
エロゲー界はといえば、シリーズ系はやはり軒並み優秀作が多い印象を受けた年ですね。そんな中で、多くの抜きゲーマーの心を射止め、印象に残ったのはバルーンウィンドウシステムを取り入れた「聖娼女 ～性奴育成学園～」です。

内容はコッテコテのTHE抜きゲー仕様。ゲーム性はほぼなくヒロインを選択するという単純明快な内容。ただし実用性度は非常に高く仕上がっています。ハードでインモラルな世界観と調教シチュエーションが好きであるならば間違いなく満足できる名作となっています。

特記すべき点はやはり「バルーンウィンドウシステム」を搭載している点です。簡単に言えば漫画の吹き出しような効果でシチュエーションを演出しているということ。ウィンドウ画面上にセリフがでるのではなく、吹き出しでのセリフはより臨場感を味わえること間違いなし。実際に体験した抜きゲーマーも絶賛の新システムといって良いでしょう。

VIPたちの肉欲を満たすための、高級性奴育生所という舞台設定で繰り広げられるヒロインたちへの調教はインモラルさを感じさせずにはいられません。輪姦・NTR・調教の果てに堕ちていくヒロインの様は「ハード系抜きゲー」という言葉がしっくりくるでしょう。それ故に好きな人は好き、苦手な人は苦手というのが明確かもしれません。それでも抜きゲーとしての実用性度は大変高く。抜きゲーらしい作品に仕上がっているのは事実といえるでしょう。

Frillは以降、このバルーンウィンドウシステムを搭載したエロゲーを輩出していくことになります。それだけウケが良かったんですよね。ありそうでなかったシステム。是非他ブランド様も真似して欲しい処システムといえます。ゲーム性の面に関してはほぼ無いといって過言ではないほど「抜き」に特化した内容ですが、特化しているからこそ「抜ける」シチュエーションで抜きゲーマーを魅了した名作といえます。

【2014年】輪舞曲Duo -夜明けのフォルテシモ- ぷにゅぷりff

「STAP細胞はあります！」「この世の中をぉおぉをぉぉー、あー！！！がえだい！！」僕の中では記憶に残る名言が生まれた年。みなさんも聞き覚えある人多いんじゃないですか？笑
そんな2014年ですが、衝撃のアニメーション抜きゲーが登場しました。かなりの衝撃と感動を受けた事を記憶しています。その名も「輪舞曲Duo -夜明けのフォルテシモ- ぷにゅぷりff」。本作はなんと同人サークルからの輩出です。

今までのアニメーションエロゲーの常識を覆すほどの圧倒的ハイクオリティで魅せつける全編アニメーション。「ぷにゅぷり」という言葉に二言はなく、ほんとうにぷにゅぷりする動きに何度お世話になったか分かりません。それが「ティンクルベル」という同人サークルから輩出されたということも、僕の中で「同人侮るべからず」と再認識させてくれた作品ともいえます。

※デモムービーです。

なんといってもこの「躍動感」と呼べばいいのでしょうか…、ぶるんぶるん動く様は「激しさ」をリアルに再現しています。今までアニメーション効果といえば、ある程度決められた動きを魅せるということが主流だったと認識していましたが、本作ではきめ細やかな動きが「本当に動いている」を再現しています。それでいて激しい。笑
もはや「抜け」と言わんばかりのピストン運動に右手が腱鞘炎になりつつあったことは言うまでもありません。それほどまでに衝撃を与えた「輪舞曲Duo」。ただ１つ弱点を上げるとすれば「男性キャラ」が登場しないという点でしょうか。レズもの？というのも可笑しいのですが（肉棒は出てくるので）、それでも本来の男VS女シチュがないのは個人的に「もったいない」と思ってしまうところでした。ただそれを補って有り余るほどのハイクオリティなアニメーションは絶対に体験すべきです。

概要でもあるようにHシーン総計100カット、迫真のフィニッシュ28発、アニメーション総時間120分、総プレイ時間6時間というコンテンツの中に惜しみなくつぎ込まれた技術の結晶。ストーリー自体はややダーク系（インモラル）な雰囲気を漂わせていますが、物語の内容なんかよりも、その動きに脳内が焦がされしまい、とにかく右手を休ませてくれっと思う程に怒涛に押し寄せてきます。2014年発売ときいて改めて驚愕します。現代でも十分にTOPを張れる圧倒的クオリティ、是非堪能あれ。

【2015年】Maggot baits

イスラム国が活発に活動していた年。日本戦後70年。ちなみに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が描いた未来の年でもあります。
そんな年に発売されたエロゲーを見てみるとスミレさんから発売されたエロコメディADV「僕と恋するポンコツアクマ。」が人気を博しましたね。個人的にはFrillの「円交少女 〜陸上部ゆっきーの場合〜」も大変よくできた抜きゲーでした。そんな中で2015年の殿堂りBEST1エロゲーを挙げるとしたらCLOCKUPさんから発売された「Maggot baits」ではないでしょうか。

CLOCKUPさんといえば2011年発売の「euphoria」が話題を呼んだ印象を受けますが、そのeuphoriaを世襲したような「ハード」なシチュエーションが多彩に繰り広げられる展開となっています。そして実用性だけではなく、本作もしっかりとシナリオにも力が入っており「熱い」バトル展開がプレイヤーをMaggot baitsの世界観に惹き込んでくれます。

ジャンルにあるクルーエルノワールを訳せば「残酷な世界」。その言葉通りに容赦のないハードな演出が繰り広げられます。ハード系演出が苦手という人には本作の主旨から外れてしまう部分もあるため、両手を広げて「オススメ！」とは言いづらいも、ハード適正さえあればシナリオ・実用性ともに高水準であることは間違いないです。

ハードボイルドな世界観で魅せるMaggot baitsはシナリオにも定評があります。読ませるシナリオという点では「抜きゲー」の一歩先を行ったような作りとなっているでしょう。但し、基本のキである部分「抜きシチュ」に対しても十分意識して作られた作品故に「シナリオのみを楽しみたい」という方がいるのであれば「なら、最初からシナリオゲー手に取りなさい」と忠告しておきます。本作はアクマで「抜きゲー」ですので、実用性を考えて作られたシチュ（とはいってもエログロ多いですが）が随所に散りばめられています。その点を十分に理解してプレイしましょう。

エログロ自体は正直マニアックな層向けであるにも関わらず、当時多くの抜きゲーマーが手に取ったエロゲーです。抜きゲーというとどうしても「抜ければいいんでしょ？シナリオは二の次！」となりがちですが、クロックアップさんは抜きゲーもエロゲーであることを忘れずに丁寧に仕上げた作品であることが伺えます。ハードで目を覆いたくなるシチュや無慈悲な演出の中に見える「純愛」を是非楽しんでみてください。

【2016年】夏ノ鎖

映画「君の名は。」が大ヒットした年。アメリカではトランプ政権発足。ピコ太郎のPPAPも凄まじかったですねｗ流行に疎い管理人ですが、ニワカに上記の流行りにノッテた気がします。笑そんな年に流行った抜きゲーを思い返してみるとSQUEEZさんの超ド直球な抜きゲー「炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園」や、老舗ブランドメーカーALICESOFTのNTRゲー「妻みぐい3」なんかが思い出せますね。正直殿堂入りを考えると難しい年でもあるんですけど、抜きゲーという観点で見て総合的に判断するとすれば、2年連続ノミネートブランド「CLOCKUP」さんの「夏ノ鎖」ではないでしょうか。

はじめてプレイした時に感じたのは「美麗なタッチ」です。低価格のお手軽抜きゲーなんですけど、一枚絵としてもかなり美麗に描かれていて、夏ノ鎖の舞台・世界観に惹き込まれる自分がいました。とても印象的なタッチだったんですよね。

クロックアップらしいジャンルです。内容も想像の通りというべきでしょうか。ただファンタジックに描くのではなくどこか「ありそう」な雰囲気を醸し出しているところは「さすが」といったところ。物語も「抜ければいい」だけで作られておらず「監禁」「主人公の歪んだ欲望・葛藤」「考えさせられる結末」等シナリオ構成にも定評があるエロゲーに仕上がっています。

っというのもやはり題材が題材なので。監禁・調教というジャンルが万人に受けるとは思いませんしね。ただそういった「テーマ」で描かれた作品として見ることができれば1人のエロゲーマーとしては有意義な時間になることでしょう。各エンドにそれぞれの思惑があり、どれが正解なのかはわかりませんが、どの最後も魅力的です。なにより低価格で多くの人に手に取ってもらえるというのも当時は反響を呼んだ一因ともいえますね。見せる場所、読ませる場所の区分などからも低価格帯でありながらも丁寧に作り上げたという好印象を受けることが出来ます。

ハードな内容も含まれているため、それなりの心の準備をしてから望みましょう。夏の季節になると思い出す作品の１つです。
主人公の「灰色の日々」を変えるべくターゲットにされたヒロイン。その2人がどういった関係を築いていくのか。行き着く先は…それは貴方自身の目で確かめてください。

【2017年】新妻こよみ

モリカケ問題がずっと話題に挙がっていた年。今では当たり前に聞くようになった「インスタ映え」っていう言葉が流行語にもなりました。
名言を１つ挙げるとしたら「このハゲーーー！」ですかねｗインパクトの強さは絶大ですｗ
そんな2017年を代表するエロゲー作品。候補して挙げられるのは催眠系エロゲーの金字塔、筆柿そふとさんの「催眠学園3年生」です。催眠という一大ジャンルの中でも王道催眠ゲーとして多くの抜きゲーマーを楽しませました。この後「2年生」「1年生」と続編が続いていくんですね。ただもっとお世話になった抜きゲーがあるんです。それが田舎で新妻と子作りAVGと銘打った裸足少女さんの「新妻こよみ」です。

田舎で新妻と子作りAVG。豊満ボディに顔を埋めたくなること間違いなし。そのおつぱいで優しく包んでいただけるのですから男としてはまさに「本望」と言わざる負えないでしょう。いちゃこらＨが満載の抜きゲー作品です。

基本となるジャンルは「ラブいちゃ」です。新妻とのイチャイチャ生活を満喫する、正直いえばそれだけのエロゲーなのですが、それだけで十分に幸せになれるのだから不思議なものです。絵タッチも美麗に描かれており、特に「おっぱい」に対しての熱い想いを制作者から感じる事ができます。肌の質感がとてもよく表現できた上での「巨乳」。その上の「超乳」とも呼べる代物は、おっぱいゲーを求める人にとって、この上ない最上級の仕上がりとなっています。

田舎の陶芸家である主人公。そして美しい新妻。昼は制作に、夜は子作りに…とまさに夢のような生活を送っていきます。田舎という舞台背景を活かしつつ、夫婦ということで行われる本当の「子作り」は単純なように見えて、奥が深いですね。夫婦レベルを上げていき、ステップアップしていくゲーム性もストーリーにマッチしており楽しむことができます。新妻とのいちゃラブ生活だけでも心が癒されるのに、田舎暮らしという舞台に日頃のストレスを忘れさせてくれるような…そんな甘い一時を堪能することができます。

おっぱいゲーとしての実用性度が非常に高いだけではなく、田舎暮らし＆子作り生活でのラブいちゃを十分に楽しむことができる優秀作品です。ちなみにヒロインは4人。メインタイトルである「こよみ」以外にも超乳の持ち主「詩乃」、謎の女性…狐娘の異種新妻候補「葛葉」、おっぱいの成長を楽しむことができる「環」と個性豊かに取り揃えています。シリーズではないですが、「こよみ」以外のヒロインにスポットライトを当てたエロゲーも登場しており、その人気を裏付けるような形となっています。

【2018年】神待ちサナちゃん

eスポーツ元年とも呼ばれている年ですね。「Vtuber」が話題にもなりました。今では１つの大きなコンテンツとして扱われているVtuber業界も、どこか未来を感じさせるワクワク感がありましたね。そんな年に発売された抜きゲーの中で、多くのユーザーから高評価を受けた作品といえば、１つはクロックアップさんの「Erewhon」。同人部門からは低コストハイパフォーマンスな抜きゲーとして「インサルトオーダー ～生イキにゃん娘の快堕メニュー～」などが挙げられます。そんな中で実用性やストーリー等考慮し、多くのプレイヤーの心に刺さったエロゲーといえばFrillの「神待ちサナちゃん」ではないでしょうか。

「神待ち」…、今でいう「パパ活」というものですね。
そんな神待ちヒロインとTHE根暗主人公が出会うことで生まれた妙な関係性がゆっくりと構築されていく様に胸がきゅ～っとなること間違いなしのエロゲーです。値段、ボリューム、実用性ともに大満足。抜きゲーと泣きゲーが絶妙にミックスされたような、そんな感覚で楽しむことができます。

テーマは想像通り「出会い系」的なものです。今でいう「パパ活」みたいな感じでしょう。言葉は変われど、やってることはいつの時代も同じなんですよね…。
本作ヒロイン「高尾 紗波」はクールでサバサバした性格で、同年代の少女よりも少し大人びている印象。だけど絡んでみればおや？ちょっと茶目っ気あるじゃんといったツンデレギャップな持ち主です。対する主人公はコミュニケーションアプリを使って、神待ちをしている少女を家に泊めるかわりに、チョメチョメすること。面倒事を嫌い、深い付き合いも好まない。といった「ごく普通」の根暗系男子です。そんな二人が出会い、そして繋がっていくことで妙な関係性が築きあがっていきます。構築されていく模様を見るとなんだか胸がきゅ～っとなりますね。

なぜ「神待ち」をするのか。人それぞれ考え方は違うかもしれませんが。「する人」と「しない人」が世の中にいるように、その人の生まれ育った環境、経験が積もり積もって起きている…そんな事を考えさせられます。

立ち絵にE-moteを採用し、一部のエッチシーンにアニメーションを実装することで実用性度にもこだわりを感じる事ができます。
さらに漫画のような感覚で楽しめるバルーンウィンドウモードやセクシャル擬音システムも搭載。シチュエーションはノーマルなプレイから少しマニアックなプレイまで揃っておりバリエーションは豊かですね。

低価格のお手軽抜きゲーとして手に入れたら、シナリオが普通によかったという思わぬ副産物に当時、多くのプレイヤーが絶賛しました。大切に作られたということが分かるのは、単にエロがいい、シナリオがいい、だけではなく、ヒロインを担当する声優さんの声のマッチ感、音楽と作品のシンクロ率と、どれも手を抜かずに考えて作られたということが作品から伝わってきます。

【2019年】母爛漫

令和の時代が始まった年。また大豪雨が襲った年ですね。僕も河川敷近くに住んでいたので緊急避難しました。翌朝の光景は悲惨でしたね…。ボランティアの方には本当に助けていただきました。この場を借りて感謝と御礼を。そしてもう１つの大事件、アニメ制作会社「京都アニメーション」で放火事件が起こったことも記憶しています。これも衝撃的でしたね。日本が世界誇るサブカルチャーを代表するような会社ですから。
そんな年に発売されたエロゲーの中から抜きにとても貢献した作品として「重厚な青春NTRアドベンチャー」で描かれた「初めての彼女」や細かいことは気にするな！とりあえず巨乳で抜ければそれでいいというスタンスの「もっと!孕ませ!炎のおっぱい超エロ♡アプリ学園!」が候補に挙がってきます。そんな中で栄えある1位に輝いたのは母と息子の和風浪漫を描いた「母爛漫」です。

美少女の力を借りて、エッチの練習を重ねることで、最初は拒んでいた義母・繭子もやがて息子と愛し合うように！？マザコン的要素が強く、ストレス社会に生きる甘えん坊に贈られたアリスソフトの遊べる抜きゲーです。

一瞬にして魅了されるその美麗な絵タッチが本作のウリでもあります。和風テイストに仕上がったタッチは「懐かしさ」を感じさせると共に「お母さん」というキーワードがしっくりくるような仕上がりになっています。義母と息子ですし…いいですよね？笑
遊べるエロゲーを幾つも作り上げてきたアリスソフトさんですからゲーム性にも注目が集まります。本作は「ランダム」要素がいくつかあり、セーブ・ロードを繰り返しながら試行錯誤の攻略が必要です。日数制限の中、邪魔者の撃退、ヒロイン繭子の心の修復♡等、やることも多いですが、やりごたえのあるゲーム性となっています。

人妻ものというとどうしても「NTR（寝取り・寝取られ」」を想像しがちですが、本作は主人公の独占によるラブいちゃ抜きゲーとなっています。
夫が殺されてしまったという過去にずっと囚われ続ける義母・繭子。心が壊れそうなヒロインを主人公との交わりで満たし「亡き夫＜主人公」という心情の変化を描いていきます。Ｈのステップアップが醍醐味の１つで最終目標は子作りＨ。幸せですね。

義母・繭子のもう１つの姿として彼女の純粋な気持ちを具現化した「羽華」という女性も１つのキーポイントとなっています。
羽華とＨをすることでＨのスキルを磨いていきます。羽華の存在が濃くなる・薄くなることで繭子の心情を察することができるのは面白さの１つですね。
ヒロイン完全独占で進行していく「母爛漫」はストレス社会で戦う多くの甘えん坊さんたちの心に安らぎを与えてくれました。

【2020年】ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう

新型コロナウイルスの感染拡大を受け緊急事態宣言を発令された年。今ではマスクが当たり前の生活になっちゃいましたが…マスク不足もすごい問題でした。アベノマスクというワードも出てきましたよね。正直アレは使わなかったんですけど、精神的な安心感（いざとなればアベノマスク！）のおかげかマスク供給も次第と落ち着いてきた印象を受けました。
そんな年に発売されたエロゲーの中で、印象に残っているのは喜劇の物語「サルテ」や夢の一夫多妻制を描いたいちゃラブエロゲー「HaremKingdom -ハーレムキングダム-」が印象として強いですね。そんな優秀抜きゲーの中でも群を抜いて突出していた名作といえば2年連続ノミネートのアリスソフトから発売された「ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう」です。

「ヒトカリ」で街の各所を襲撃して、アイテムの強奪や、女の子をドナドナ「ハルウリ」でヒトカリでドナドナした女の子で商売するという「ありそうでなかった世界観」が抜きゲーマーのムスコにダイレクトに届きました。ALICEソフト30周年に相応しい出来栄えとなっており、内容と描写のギャップがボルテージをグングン上げてくれます。

エロゲー業界を引っ張ってきた老舗ブランドメーカー、アリスソフトさんもこの年30周年を迎えました。すごいですね！エロゲーの歴史が30年もあるんですよ！20歳からエロゲーを始めた人は今じゃ50歳！エロサブカルチャーとしてはかなり長い歴史を持っているんですね、エロゲーって。そんな30周年記念に相応しい「遊べる抜きゲー」に仕上がっており、多くのエロゲーマーから絶賛の嵐をいただいた名作です。

抜きゲーとしての実力に関して言えば「ハードなシチュエーション」で魅せる実用性度の高い仕上がりとなっています。妊娠させたりメンタルをボロボロにしたりと「やりたい放題」な演出も2次元コンテンツならではといったところでしょうか。「ハルウリ」という言葉はその名の通り「春を売る行為」を指しています。マニアックなプレイも含まれておりエロゲー脳の人には心地よいですが、ふわトロ甘々エロゲーのみをプレイしてきた人には刺激の強さを感じるかもしれません。
ゲームシステムはその人に合わせた難易度の設定ができるので、クリアーできない！ということはないでしょう。ダンジョン探索型の４人パーティ制バトルで進めていくのでRPG自体をプレイしてきた人には取っつきやすさがあります。やり込み要素がすさまじくあり、フルコンプを目指すのであれば攻略サイトを見ながらの方が無難でしょう。こういう攻略サイト必須なエロゲーって本当少なくなってきましたよね。

エロとゲームのバランスが本当によく取れたエロゲーです。エロゲーを長らく離れていた人にとってもおすすめできる名作です。コロナがはじまった年でもあり「おうち時間」が多くなった人も多いでしょう。そんな年だからこそ改めてエロ2次元コンテンツを見直す機会になったかもしれませんね。ドーナドーナ いっしょにわるいことをしようはまさにそんな世界に１つの光を齎してくれた存在であるともいえます。

【2021年】Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！

東京オリンピックが開催された年です。こんな時期にやって本当に大丈夫？？っていう心配の声もありましたけど。いざ開催されると、すごい面白かったことを記憶しています。多分コロナによる日頃のストレスを発散させてくれるイベントだったのかもしれません。コロナ禍も2年目に突入したところでマスクを常につける日常が当たり前になってしまいましたね。外に出て自由に遊ぶことのできない日常を少しでも紛らわせるため、おうち時間の使い方をそれぞれ考えたことでしょう。そんな年に生まれた名作エロゲー、まず１つはmetalogiqから発売された戦場の魔法少女ADV「魔法少女消耗戦線 DeadΩAegis」です。同人部門では圧倒的ボリュームを誇る「サムライヴァンダリズム」も優秀作品として名が挙がっています。そんな中、「実用性に特化した名作抜きゲー」として１つ挙げるのだとしたら「あかべぇそふとつぅ」から発売された「Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！」でしょう。

姉妹とコスプレＨをとことん楽しむ「ＴＨＥ抜きゲー」仕様な本作。アニメーションにクオリティを感じつつ、コスプレＨで豹変する姉妹にボルテージを上げる実用性特化型のエロゲーです。とにかくアニメーションのクオリティですね。肌の質感から躍動感のある動きを再現し、「動く」ではなく「息をしている」ようにシチュエーションを盛り上げてくれます。

ヒロインは2名。それぞれ性格の異なった二人ですが、コスチュームプレイをすることにより、自分の本来隠された想いを表出することに成功しています。物語自体はシチュエーションを盛り上げていくための構成でしかないため、ストーリー自体は抜きゲー仕様として見てもらって良いかなっと。その分、実用性に特化した作りになっているので、純粋に「抜きゲーで抜きたい！」という方にうってつけのエロゲー作品ともいえます。美麗に描かれた絵タッチが「アニメーション」によって息をするように動く。ハイクオリティアニメが本作最大の見所であり抜き処ではないでしょうか。

「漫画に出てくるキャラクターになって、漫画と同じことをしたい」そんな姉妹の夢を叶えるために主人公。射精カウントダウン完備されており抜きゲーマーには嬉しい機能ともいえます。そんなヒロイン2名のコスチュームプレイは回を増すごとにどんどん過激になっていきます。一般受けするのか？と思うようなシチュも搭載されていますが、浅海朝美さん原画の美しい絵タッチが、多くの人にエロスをお届けしています。

シナリオゲーと呼ばれるものとは違う「抜きゲー」らしさを120%発揮した作品です。実用のみを考え丁寧に作られたRole playerですが、2022年には待望の第2弾も発売されます。難しいことを考えず、現実世界から逃避してもいいんですよ。頭の中空っぽにしてプレイできるのも抜きゲーの魅力ですから。コロナ禍を戦う僕たちにはそういった休息できる場所が必要です。それが2021年は「Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！」だったのです。

【2022年】バブルdeハウスde○○○

衝撃的な事件「安倍元首相撃たれ死亡」した年です。正直このニュースが一番印象深かったと思います。ここから宗教問題に発展するとは思ってもみませんでした。コロナ感染1日10万人というコロナ全盛期！ともいえる年でしたね。そんな年に生まれたエロゲーの中で印象に残ったのは前年度１位の「Role Player」の次作、「Role Player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!」です。こちらも優秀なアニメーション抜きゲーとして多くの抜きゲーマーを楽しませてくれました。「神聖昂燐ダクリュオン・ルナ ～堕聖母誕生～」はマニアックでアブノーマルなシチュがコアなファンの心を掴んだ一本。あと個人的には同人サークル「さんどいっちわーくす」の「たからさがしのなつやすみ【中編】」が発売されたのも嬉しかった。そんな中で第一位に輝いたエロゲー作品といえば「アトリエかぐや」さんの「バブルdeハウスde○○○」でしょう。

高水準な抜きゲーを数多く輩出することで有名な「アトリエかぐや」さんのエロゲーです。上級生と一つ屋根の下で繰り広げられる求められ・いちゃラブ共同生活で精液製造タンク、追いつきません…っ！！ハーレムな状況下においてヒロインが積極的であるためＨも明るくいちゃラブできるのは大変良き。4人それぞれに性格もキャラクターも立っているためそこもいいですね。アトリエかぐや自体は老舗ブランドなイメージを持っており、以前から優秀な抜きゲーを数多く輩出してくれてたんですけど、ここでやっと日の目を見た、といった所でしょうか。失礼な書き方ですみません。

基本プレイがお風呂ということもあり「汁」と「泡」による演出がヒカリます。中田氏もそうですが風呂というプライスを活かしたぶっかけ演出もいいですね～。
絵タッチもよく仕上がっており可愛いお姉さん系ヒロインに求められちゃうことで正直精液製造が追いつかなくなる可能性が…ｗってことで一気プレイは本作ではおすすめしないです。1日4回程度を目安に射すことでスタミナ切れを防ぎ持続的に楽しめるでしょう。

いちゃラブ抜きゲーとしては大変満足いく作りとなっており、しっかり実用性を兼ね備えた一本に仕上がっています。程よい攻略要素と「抜き」に重きをおいたシナリオ、演出。アニメーション効果を相成って、精液製造が追いつかなくなり「射しては気絶し射しては気絶し」を繰り返すことになるでしょうｗ

【2023年】殿堂入りおすすめエロゲー

只今、2023年の最優秀抜きゲー選考中です。
発表は…多分2024年の中頃になるかと思います。現実社会での仕事の合間を縫って書いております故。照
Twitterもやっていますので、多くのエロゲーマー・抜きゲーマーさんと繋がっていきたいです。みんなで守りたい日本のエロサブカルチャー！美少女ゲーム業界をこれからも支えていきましょう。