Erewhon

因習の村でマレビトとして奉仕されるADV。伝奇、因習系抜きゲーとして本当にしっかりと創り込まれた作品。抜きとしても使えるが物語としてもしっかりと楽しんでもらいたいエロゲーです。

きっかけは一冊の手記だった。
偶然手に入れた手書きの手記に記されていた【地図にない村】。
そこは――

狂い咲く椿、
一足早い紅葉、
沢山の赤い花々。

気が狂いそうに赤い森に囲まれた山奥の寒村、来待（きまち）村。
青年はその村に来訪神（まれびと）として迎えられる。

ようこそ、おいでくださいました。御廻様（おめぐりさま）。
今年の祭りは二十年に一度の特別な式年大祭でございます。

この者たちは、この特別な年に訪れる御廻様のために生まれ育った
斎（いつき）の者たちでございます。
ふたりは毎夜交代で伽に参ります。

村の美しい娘を一夜妻として神に差し出す……
これは古代からつづく大切な斎の儀式。

神を歓待するための、神聖な行為なのです。

• クロックアップの生々しい抜き描写にじっとり汗をかくシナリオ展開。ダークな世界観に浸れます。
• 伝奇ものとしても構成がしっかりと創りこまれているため、抜くだけではなく物語もしっかりと味わえる仕様。
• 淫語連発、シチュはハード系が占めています。趣向がマッチしている方向け。
• 周回必須。ひぐ○しのなく頃にが好きな人にジャストミートする形。ネタ晴らし編までプレイしてくださいね。

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クロックアップさんの抜きとストーリー構成に重きをおいた抜きゲー作品。
ダークな雰囲気は夏にぴったりの世界観。「ひぐ○しのなく頃に」が好きな人はきっとジャストミートする構成になっています。
THE抜きゲーといった作りではなく、物語も楽しんでほしい。ブランドメーカーさんのそういった想いが詰め込まれています。
なんでストーリーは飛ばす、抜きだけ求める！って人は楽しさ半減になってしまうのでご注意を。
しっかりと物語も楽しんでくださいね。そしてシチュは「ハード」な演出がメイン。こちらも好き嫌いが出るでしょうが、クロックアップさんらしいといえばらしい作りなので、間違えて購入って人はいないでしょう。
むしろそういった内容を求める人が手にするブランドさんですからねｗ
逆にいえばしっかりと抜き面に対してもやっつけになっておらず「抜きと物語の両立」が成されているエロゲーといえるでしょう。
進めていくうちに「続きが気になる」と思っちゃいますが、抜き場面ではしっかりと抜いてください。周回することで真実にたどり着く仕様です。