母姉催眠 ～ご近所の欲求不満セレブと快楽堕ちお嬢様～

サプリメントで催眠にかけて母と姉を美味しくいただきましょうという抜きゲー。

冴えない大学生の浦川晋司は、
美人で面倒見のよい憧れの先輩、西久寺香苗に一方的な理想の姉像を重ね、また、
優しく包容力のある香苗の母、西久寺幸子に対して理想の母像を重ねることで、
そんな2人と過ごす都合のいい環境で生活できたら幸せだろうな……、という、
無益な妄想に耽る日々を過ごしていた。

しかし、ある時偶然手に入れた催眠サプリを使うことで、
2人の対人認識を操作して、自分を息子、弟と思いこませることに成功する。

更に、他人からの言葉に意識を左右されやすくなるだけでなく、
自分自身の深層心理も表出させるらしいサプリの効果を利用して、
幸子の秘めた性欲を解放して行為に及び、
また、香苗にも過激な性行為を強要するなど、
2人に対する要求はどんどんエスカレートしていく。

そうして晋司は自分の昏い欲望を叶えてくれる、理想の母と姉を作り上げていく……。

・サプリメントで催眠状態に！
・母と姉のＷプレイを堪能！
・赤木リオさん原画の豊満ボディ！

赤木リオ氏担当のヒロインは巨乳感がとても良く描かれている印象を受ける。
構図なんかの魅せ方や悦表情も良い具合に仕上がっておりとても息子が良い反応をしてくれる絵タッチである。

なし

つるみくさんといえば「読ませる」シナリオで定評があったんだけどね。
あとはハードな演出もつるみくならではのウリだったと思うんだけど、正直いってどっちも失われているといっても良い。
なんていうかなぁ、昔のつるみくに感じられた情熱を本作からは感じる事ができなかった。
いや、もちろんこれは個人的な感想であってシナリオライターを批判するわけではないけど、僕には肌に合わなかったという所。
従来の「つるみく」を求めてプレイする人にとっては残念な内容に仕上がっているかな。

催眠というジャンルである故に「抵抗」や「堕ち」、催眠状態を演出することが大切だと思うんだけどね。
サプリで催眠っていうちょっと違った方面からのアプローチはいいんだけど、肝心の「催眠」という特性を十分に活かせていないかなって思うわけです。

価格帯的に見ればミドルプライスなんだけどボリュームとか見てもどうしても消化不良感を感じてしまう。
つるみくゲーが好きな１ファンとしては正直残念という辛口コメントになってしまうのは…仕方ないかなっと。
ただ絵タッチに関してはとても良くエロスを醸し出せており、赤木リオさんには感謝しかないですよ！