電愛カノジョ ～サ終を過ぎてもきみといたい～

あらすじ・概要

情報系の学部に通う大学生・相澤蒼太は、退屈な現実を逃避し、VR美少女ゲームで癒やしを得る日々を送っていた。
その日も、幼馴染み・愛夏の忠告を無視して午後の講義をさぼり、最近はまっているVR美少女ゲームへとログインしたのだが──

プレイ中、手になにか触れているような感じを覚えてVRゴーグルを外すと、目の前にはプレイ中のゲームのキャラクター、ルーチェが目の前に出現していたのだった。
彼女は意を決した表情で「私とセックスしてください」と告げる。
彼女が言うには、過疎化が進むこのゲームはこのままではサービスを終了してしまうらしい。
なんとかゲームを存続させたい少女が考えたのは、もっとエロ方面を強化してユーザーにアピールするという方法。
そのために、エロ知識が豊富な──実際は女性経験など一切なく、ゲームや漫画から得ただけなのだが──蒼太に目をつけ、助けを求めたのだった。
驚きつつもゲームの女の子と実際にセックスできるならと、彼女の願いを聞き入れる蒼太だったが──

癒やし系レーベル

スタジオ奪のレーベル。奪の本来出してくる作品とは偉く違った「癒し」をテーマとした作品を取り扱っている。
スタジオ奪であるということは正直忘れてしまったほうが良い。スタジオ奪のような作品を求めているならば回れ右。

内容は「いちゃラブ」な展開。
メインヒロインとサブヒロインの2名で展開しており個別エンドあり。
サブヒロインもしっかりとヒロインとして釣り合っておりその点は良き。
ただメインヒロインと主人公のお話であるため、サブはサブなのかな～。

シナリオが良いとは

言えない。
シナリオ重視な展開も考えられたが内容自体はしっかりと抜きゲーとなっている。
その分抜きゲーでありがちなシナリオの投げやり感は否めない。
キャラクターの背景とかが薄く感じるのは別に抜きゲーだからいいんだけど、せめて主人公のバックボーンはしっかりと構築してほしいところ。
だから主人公に感情移入しようにもできないってのが残念な点。

ダメダメな主人公。
でもＨには積極的。
うーん、典型的な「主人公がダメ」なパターン。

抜きシチュ的には

基本いちゃラブ展開。ヒロインとの成長も感じる事ができるだろう。
この手のいちゃラブ展開を求める人ならば「ちょうど良い」いちゃラブシチュが整っている印象。
サブヒロインにもしっかりとスポットが当てられている点は評価できる。
エロも段階的に淫靡に淫乱に進化していき右手の加速を促してくれる。

サンプルイメージ＆シチュエーション