満車率300％

ここまで本格的な痴漢ゲー、今まであっただろうか？教頭の地位まで上り詰めた教職員が朝の電車で…はじめるっ！！

私は自問する。
善と悪の、天国と地獄の境界は、どこだ──。

満員電車。
数多の人々の情念が詰め込まれ、行き場を失う、走る密室。
籠もった熱気、入り混じる匂い、押し殺した息遣い。
男と女が出逢う時、そこは欲望渦巻く狩り場と化す……！

・本格痴漢シミュレーションゲーム。
・5人のターゲットに恥辱の限りを尽くす。
・ゲーム性高し。本格痴漢のため簡単にはいきません。
・3D機能搭載。痴漢ゲーを極めたベルゼブブならではの作品。

3Dが搭載されており、リアルタイムに進行する痴漢模様を演出している。
ヒロイン5人（特典で6人）ともに個性的であるも、タッチは可愛く仕上がっており満足の域。

現代社会を反映させたシナリオ設定。名前は所々変えてはいるものの見覚えのあるような語録が登場する。
シナリオゲーなどと比較してはいけないが、メインが痴漢であるためシナリオはそこまで深いものではない（悪い意味ではない）
プラットフォームから電車内、そして帰った後の資金集め…やることは盛りだくさんだ。

痴漢ゲー。ベルゼブブ作品をプレイしたことのある人にとってはある程度の想像はつくと思うが設定の細かさやゲーム性はさすがといったところ。
痴漢自体、現実世界では犯罪行為であるため絶対にやってはいけないことであるが、実際に痴漢をしたらどうなるか…といった内容がこだわり抜いた演出で魅せてくれている。
簡単に痴漢が成功するのは非現実的であり、「満車率300％」はその点を踏まえても他人の目を気にしながら痴漢を行わないといけないわけで、なかなか緊張感と攻略難易度、そして達成感を味わう事ができる。

痴漢、お触りゲーが好きな人にとっては息子のボルテージを十分に引き上げてくれる内容といえる。
ただ難易度は決して簡単なものではないため、エロのみを楽しみたいという人にとっては厳しいものがあるかもしれない。
痴漢というシミュレーションを本格的に行い、そのうえで待っているご褒美的エロシチュで抜く。これが「満車率300％」の正しい遊び方だろう。
なかなか進めない部分などは攻略サイトなどを参考にしながら、痴漢ライフを堪能してほしい。
もちろん何度もいうけれど痴漢を現実世界ですることは犯罪であるため、2次元である「満車率300％」の中のみで思う存分楽しもう。