忍野路加は癒やしてあげたい

あらすじ・概要

主人公・広瀬浩市は、いつもツイていなかった。

大学時代、初めてできた彼女にはあっさりフラれ。
その大学も中途で辞めてしまい。
そして働き始めたものの、入った会社は、何故かすぐに潰れてしまう。

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その日も同じだった。勤め先が突然なくなり、無職となった主人公は、
行くあてもなくアキバをぶらついていた。
お金もないし彼女もいない。友人に合わせる顔もない。

「あーぁ、癒やしが欲しいなぁ…」

そんな呟きが、自然と漏れてしまう境遇なのだった…。

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同じ時、ヒロイン・間宮摩美も同じ場所にいた。
彼女には、特別な能力を持つ男性を探す──という目的があった。
それはまさに、砂の山から1粒の砂金を見つけ出すような話だったのだが…。
摩美は見つける。主人公を。

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そうして。
主人公は摩美に連れられ、見知らぬ里へとやって来る。
もう二度とそこから出られなくなる──なんて、その時はつゆほども思わずに。

癒やしてあげたいシリーズ完結

サブタイトル通り、癒やしてあげたいシリーズの完結作です。
シリーズということで前作ヒロインも登場してHするシーンも収録されています。
シナリオ面も考慮するのであればやはり前作はプレイした方が楽しめる内容といえますねｗ

癒やしてあげたい コンプリートパックが発売されているので、癒やしてあげたいシリーズ未プレイの方はこちらを手に取った方が賢い選択といえるでしょう。

内容は「いちゃラブ」です。
いちゃラブ特化型な抜きゲーですので購入層はしっかりと明確化されているのが良いですね。
あらすじにもあるように「若干」のホラー要素も含んでいます。
シナリオも楽しみながら「抜き」にもしっかりとステータスを振ったエロゲー作品と言って良いでしょう。

攻略皆無

選択肢なし！です。俗にいう垂れ流し抜きゲーです。

ハーレムプレイもあるよ

前作ヒロインも登場したハーレムプレイは癒やしてあげたいシリーズファンとしては堪らないシチュエーションとなっています。
エロも「ド」をつけても良いくらいにしっかりと実用性を考えて作られているので抜きには困らずに使用できるのもシリーズの特徴といえますね。
ゲーム性を無くした代わりにシナリオと実用性にステ振り特化したんでしょう。
射精カウンターがついていることで発射タイミングを合わせられるのも抜きゲーならではの特徴といえます。

最終章としてのややネタバレ的感想

1人個々に焦点を当ててきた本作。
忍野路加との関係性やスローなライフからのスローな性生活。
関係性の構築から「癒し」を求めるコンセプト。
そういう意味ではシリーズとして趣向も明確だしプレイヤーも安心して手に取れる内容ですが。
最終章ということもあり前作ヒロインも登場しての「ハーレム」プレイ。
抜きとしては申し分ないシチュではあるんですけど、ハーレムプレイは本来のコンセプトとはかけ離れたものになっているのではないだろうか、っと感じました。
ストーリー的にはつじつまは合ってるんですけど、ハーレムプレイでの酒池肉林をするのであれば「癒してあげたい」というタイトルは終わらせて、番外編として
「サキュバス達は孕ませられたい」的な番外編としての単体作品でも良かったのではないかと…。

っと普段は書かないネタバレを少し含ませてみましたｗ