SLEEPLESS Nocturne

あらすじ・概要

慣れない車でドライブデートを楽しんでいた河愛友樹と小森雪乃の二人は、
ナビに誘われるようにどんどん山の中へと入り込んでしまう。
そして気づけば、車は深い森に囲まれた山道に迷い込んでしまった事に気付く。
そして運が悪いことに、二人の乗った車のタイヤが不意にパンクしてしまう事に…
人里離れた山の中で身動き出来ずに途方に暮れていると、ふと黒薔薇館のネームプレートに目が止まる。
かくして二人は、天の助けとばかりに山の中に現れた黒薔薇館に助けをを求めるのだが、
それは助けるどころか何も知らない二人をインモラルな世界へと引きずり込む巧妙な罠だった…
そして二人は、その逃れられない館に捕らえられると、じっくりと館の住人達に弄ばれていく。

ようこそ黒薔薇館へ、淫靡なショーを御照覧あれ…

原画を楽しむ抜きゲー

この一言で本作はすべてを物語れる程に「聖少女」氏原画を楽しむためのエロゲーです。
シナリオ自体は館モノとなっており、Empress作品をプレイしたことがある人ならば多分「いつもの」と感じる処が多いのではないでしょうか。
とにかく逸脱しているともいえる原画力。美麗であることは言うまでもないんですけど、その中に妖艶さが織り交じっており一つの「芸術」作品としても昇華しているともいえます。
絵タッチ目的って方は、それでいいんじゃないかな？それを目的とする人がプレイする抜きゲーですしね。

マニアック×ハード

SLEEPLESSといえばですが、マニアックな描写も輝きを見せています。
ただ常人受けするかというと正直かなり薄い層向けともいえますねｗ
ここで矛盾になってしまうんですけど、絵タッチが気に入ったからプレイすることはおすすめできますが、マニアックなシチュに耐えれるかどうかは微妙な処です。
こうなってくると本当に限られた層向けといってもいいと思うんですけど。
趣向特化型という点で見れば「趣向に特化」した抜きゲーだから悪く言うのもなぁ…ということで。
かなり人を選ぶエロシチュってだけは覚悟してほうがいいですね。

スカト〇、ショ●、逆●イプ、薬物、ふ〇なり…。
クセの強さはEmpressならではなので初プレイって人は「oh...」となる人もいるかもしれないです。

低価格だから？

ゲーム性としては選択式になっており以外にもエンドは何種類かあり「ゲーム」としては成立しています。
ただボリュームとして見てみると若干の物足りなさを感じるかもしれません。

物語としての冒頭は以外にも丁寧に仕上がっている印象を受けます。
ヒロインが堕ちていく過程。そして主人公とヒロインの関係性の変化。
そういった中で「さぁクライマックスだ！！！」といったところでフィナーレを迎える。
抜きゲーマーとしてはその先を見たいんですよね。
低価格帯であるということを加味してそこをどう評価するかなんですけどね。

サンプルイメージ＆シチュエーション